丹後大学駅伝で6区を走りました新入生です。丹後の振り返りを書かせていただきます。
遅くなり本当にすみません。
以前の大学で2度走った丹後の地。その場所で、憧れの先輩方と襷を繋げる喜び。ただ出場することが目標だったあの頃とは、違った想いを携えていた。
自分は6区。初めて走る区間への不安、最長区間という過酷さ、そして5人が繋いできた襷を自分の区間で途切れさせてしまうのではないかというプレッシャーがあった。緊張のまま朝を迎える。
当日は出走まで時間があったことで、いくらか気持ちを整えることができた。思えば過去は2回とも1区、周囲がまだ暗い中準備して7:45にスタートと、心細い中気持ちを落ち着ける余裕も持てなかった。それを思えば、今回明るい中でアップしたり前の区間を走るメンバーの様子を確認できたのはよかった。少しだけ残っていた不安も、先頭が中継所に飛び込んでくる頃には薄れていた。あとはただ、先輩を待つだけだ。
だが、来ない。先輩が来ない。他大学の選手が呼ばれていく中、放送大学が呼ばれない。もどかしい時間が過ぎていく。
番号が呼ばれた。急いで中継点へ駆け寄る。しかしそこにいた審判の手には、繰上げ用の白タスキが握られていた・・・。
・・・まだだ。白タスキをもらっても、繰り上げまで1分近くあるはずだ。順番的には次が放送大学だ。先輩が来るはず。待っていれば・・・。
・・・30秒前。・・・・・20秒前。・・・・・10秒前。
・・・もうダメか。そう思ってスタートに並び、前を向き、もう一度振り返った時・・・。
確かに放送大学の水色のユニフォームが見えた。間に合うことはないとわかっていたが、思わずジャンプして手を振り、前を向き、そして・・・。
ピストルの音。走り出す4人。襷は繋がらなかったが、先輩がすぐそこまで運んできてくれた想いは伝わった。確かに受け取った。次は自分が届ける番だ。少しでも速く、中継所へ。
・・・そう思いながら走った結果、区間最下位でした。スピードが足りなかったです。長い距離は自分には合っていましたが、そもそも他大学の選手と戦えるレベルにはありませんでした。13.3 kmを3'30"ペースではどうしようもありません。陸上への取り組み方を考え直さないといけないと痛感しました。
これから反省することはいろいろありますが、前の大学で2回走った丹後の地でまた走れることになるとは、卒業した時は夢にも思っていませんでした。この舞台まで連れて来ていただいた放送大学のメンバーの方々、応援・サポートいただいたたくさんの方々に御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
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