top of page
検索

共通テストがあると聞いて

oujtfkansai

こんにちは。

 放送大学に入学してから早9ヵ月が過ぎ、そろそろ新入生と言いづらくなって来た新入生その2です。


 この土日は大学入試の共通テストですね。受験生の方々には焦らず自分の持てる力を存分に発揮してもらいたいと思います。

 私はセンター試験世代ですが、当時を思い出して懐かしくなり、せっかくなので高校時代の気分になろうとセンター試験の過去問を開いてみました。するとどうしたことか・・・、さっぱりわかりません。頑張って導出できるようになった三角関数の公式も、有機の反応も、何時代に何が起こったかも、全てが忘却の彼方に飛んでいました。あんなに青春を犠牲にして勉強したのに。時の流れは残酷ですね。


 正直ほとんど忘れてしまうならわざわざ勉強する意味がないように思いますが、今になってみると高校時代の勉強って大事だなと思うことがいくつかあります。

 1つ目は、「自分の好きなこと」が何かわかるということ。高校生になると授業の内容も専門的なものになってくるので、聴いていて楽しい教科と嫌すぎて早く終わってほしい教科の差がはっきりしてきます。様々な教科の様々な授業を受けて、楽しいと思ったことをどんどん突き詰めて勉強していくというのが、将来の進路ややりたい仕事を見つける上で一つの選択肢になるのかなと思います。

 2つ目は、高校時代の勉強が意外と実生活で役に立つことがあるということ。英語は全体的に役に立ちますし、歴史や地理は「教科書で見たことある!」という状況になることが多いです。数学だと確率の考えは結構役に立つ、というか分の悪い賭けをしなくなります。

 そして3つ目は、「勉強をする」という習慣がつくこと。社会人になったら毎日勉強です。職種にもよりますが、言われて勉強するのではなく自分を律しながら勉強して、資格を取ったり業務を効率化したりします。そんな時、難しい問題に一生懸命取り組んだ経験が必ず生きてきます。というより、社会人になっていきなり勉強しようとしても集中力が続かないです。もっと勉強する習慣をつけておけばよかったと痛感しています。


 さて、長々と書いてきましたが、結局のところ嫌いで役に立たないような分野の勉強は忘れるものです。ただそれは自分の好きなものを見つけるためには避けて通れないことであり、意外とそのうち役に立つこともあり、また嫌いだけど頑張って勉強したということ自体が財産になります。高校の勉強というものは大学入学や就職のためだけではなくて、人生の方向を決める重要なものなのです。

 では、高校を卒業したら勉強も終わるのでしょうか。そんなことはありません。生涯学習という言葉があるように、勉強は一生続いていくのです。高校は人生の方向を決める大きなポイントですが、その後でも、気持ちさえあればいつでも学び直すことはできるのです。

 社会人となると時間の制約などもあり、学生時代のように軽い気持ちで挑戦することは難しいかもしれません。しかし、そんな方でも学びやすいよう、しっかりと練られた仕組みが、教材が、ここにはあります。普通の大学のような進級要件もなく、単位を取れず留年ということもありません。時間がなくテレビやラジオを聴くことができない方でも、ネットで講義を聴くことができる体制が整っています。


 人生にもう遅いはありません。思い立った今、まさに今が一番早いのです。自分の「好き」を見つめ直し、勉強してみませんか?



 という、壮大な母校の宣伝をお送りしました。

閲覧数:60回0件のコメント

最新記事

すべて表示

バランス

184人のランナー、みんなお疲れ!

主務です。駅伝お疲れ様でした。誰がみたいんか知らんけど、療養で寝すぎた反動であんまり寝れんしお酒も飲めないので、丹後駅伝を見た雑感と軽く分析でも書いとこうと思います。(誰が見んねん) 今回はコース変更があったため、各校それぞれ区間への力の入れどころが違ったこともあり、いろい...

Comments


  • YouTube
  • twitter
  • Instagram

©2020 by 放送大学 関西陸上競技部

bottom of page