はじめまして、コーチの岡本です。
何を書こうかとても迷いましたが、今回は日記初投稿なのでコーチらしい真面目な投稿をします。
さて、早速ですが皆さんは陸上競技を「個人競技」だと思いますか?それとも「団体競技」だと思いますか?
これはとても難しい質問だと思います。
リレー・駅伝・対校戦を除けば、陸上は基本的には独りで走って、投げて、跳んで、歩く個人競技です。特に市民ランナー(※ここでは学連・実業団登録をしていない競技者のこととします)の世界では所属団体で競い合う競技会が殆ど無いため、学生陸上よりも個人競技色が強いと言えるでしょう。
しかし、上述ような背景があるにも関わらず、陸上は「団体競技」であると考える人は少なくない思います。
かく云う自分も、陸上は団体競技だと思う人間の一人です。
それは何故なのか?
ここに、陸上競技の面白さがあると自分は考えています。
また、市民ランナーではなく「放送大学陸上競技部」の一員として活動する目的や意味も、ここに詰まっていると思います。
ここからは、個人的な経験に基づく意見です。
陸上を団体競技として取組むことで得られるものは、「それぞれが応援し、応援される存在になれる」ことだと思います。
メンバー同士が、それぞれ何を目標にして、どういった想いを持って、何を実践しているのかを共有できる場がチームです。
その中で、お互いにプラスの影響を与え合い、誰かが目標を達成できた時にはメンバー全員で喜べる、そんな仲間が理想ですね。
確かに陸上は個人競技です。
スタートラインに立った時、周りにいるのは仲間ではなくライバルたちです。
競技中に助けてくれる人は殆どいないでしょう。
でも、そんな時にスタンドや沿道から大きな声で応援をしてくれる仲間がいる。
ゴールした後に「お疲れさま」「よかったね」「残念だったね」と声を掛けてくれる人がいる。
単純なことですが、こんなに心強く、嬉しいことはないと思います。
特に我々社会人は、他人から声援を送ってもらえる場なんてものは皆無に等しい訳ですから。
「放送大学陸上競技部」というチームで陸上をする以上、自分のやりたい事、自分が目指したい事をしっかりと共有できるようにしていきましょう。
お次は会計担当お願いします。
お題は「MKでは私のココを見て!」
個人的には「1レースに1つは見せ場を作る」ことが大切だと思っています。
次レースの見せ場・頑張りどころはどこでしょう?
Comentarios