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陸上の神様が与えてくれたご褒美

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どうもこんにちは。ルーキーの日野です。

この度は第100回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(以下、箱根予選会)に無事、チームがエントリーされたことを嬉しく思います。入学時より箱根予選会参戦は口外禁止だったので、最高のサプライズをみなさんにお届け出来たと思います。


いよいよ予選会まであと3日ですね。夢の舞台が近づいてきておりますが、日々何かとやることがあり、今のところ冷静に日々過ごしております。



ただ、コースだけは把握しておこうということで、日本テレビが箱根駅伝番組HPでアップしている過去の予選会ダイジェストを見てイメージトレーニングをしています。

今はありがたい時代ですね。

さらに大会の歴史を雑誌で学び、気持ちを高めております。


あと、会場、大会の雰囲気等は奇跡的に第96回大会予選会の観戦に行っていたので、だいたいは分かります。まさか4年後自分が走ることになるとは・・・


ここまでの道のりは決して簡単なものでは無かったと思います。改めてチームに誘っていただいた先輩、受け入れていただいたチームメイトに感謝いたします。

また、大会当日は多くの大学関係者が応援に駆けつけてくださると伺っております。

この場を借りて感謝申し上げます。



さて、今回は今までの走歴を簡単に振り返るとともに、箱根予選会に向けての個人的な想いを書きたいと思います。


私が走り始めたのは小学生の時にテレビ放映されていた箱根駅伝を見て憧れをもったことからです。特に当時、東洋大学で活躍されていた柏原さんの走りが印象に残っています。関東の大学に進学し、箱根駅伝に出場することを目標としました。


中学生に入り、部活動が始まり真っ先に向かったのは、当然、陸上競技部でした。

3年間先輩、同級生、後輩に恵まれ、県大会3年連続出場と学校最高順位、タイムという結果を残せました。個人としてもまぁまぁな記録で走っていました。


高校でも継続しましたが、怪我、貧血、疲労が抜けない等の体調不良でろくに走ることが出来なくなりました。また、チームとして近畿駅伝に出場することを目標としていましたが、主力が退部するなど不運が重なり、チーム状況も悪く、自分自身ヤケクソとなっていました。駅伝などを見ることは好きでしたが、自分が走るのは嫌いな状態でした。記録としては5000mで15分49秒と平凡なもので、この時点で関東の大学進学は諦め、必然的に箱根駅伝は断念することになりました。



大学進学後は陸上競技部には所属しませんでした。走ることを辞めようと思いましたが、取り敢えず、フルマラソンは走ろうと思い、神戸マラソンにエントリーし、気楽に走る市民ランナーのスタイルで続けていました。



のびのびと走る中、島根での陸上仲間との出会いで段々と走ることの楽しみを取り戻し、自分で考えて競技を続けるうちに大学4年目には5000mで14分台で走るまでに成長出来ました。自分でもやれるやんと自信になりました。



社会人になっても制約がある中、何とか走り続け、記録を伸ばし続けました。

大会の出場者のレベルはともかく、学生時代に手が届かなかった「近畿の舞台」、近畿選手権にも出場することができました。


社会人陸上のカテゴリーでこのまま走り続けると思いきや、大きな転機がありました。それは「箱根予選会」に関東以外の大学も第100回大会に限り出場できるということをニュースで知ったことです。たまたま放送大学関西陸上競技部が出場を検討しているという情報を聞き、一度諦めた箱根駅伝という舞台に形は違えど、挑戦できるならやるしかないと思い、迷いなく放送大学入学を決めました。また、同時期に仕事に活かす知識を身に付けたいと思っていたことも入学の大きな決め手となりました。



箱根予選会を前にして思うことは、「とにかくやり続けていたらチャンスは巡ってくる」ということです。

時間はかかりましたが、ようやく自分が思うような走りができるよう

になり、楽しく走ることが出来ています。


今回の予選会は陸上の神様が与えてくれたチャンス、ご褒美だと考えているので、ありがたく受け止め、全力で21.0975kmを楽しみたいと思います!








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