こんばんは、本日の放大陸上部MY FILMを担当する主務です。長引く自粛期間の中でサブスクの需要が高まり、映画やドラマに時間を充てる方が増加している今日ですが、そんな中で私からのオススメ映画を紹介していきたいと思います。
同棲、プロポーズ、マイホーム購入、出産、育児と部員それぞれが自分たちの人生をより彩りのあるものにしている状況で、私は変わり映えのしない染みったれた日々を過ごしています。変化もクソもないので映画を観るくらいしか楽しみがないのです。本日、紹介に思い立ったのは私のような人生に潤いが無いと感じている方に対して、少しでも刺激的な作品に触れてもらえたら…と考えたからです。
洋画、邦画ともに2作品紹介していこうと思います。それでは1作目から。
ハードコア(2017)
全編一人称視点(Point of view=POV)で構成されたFPSモノ。タイトルから察することができると思うが、過激なシーン(睾丸を引き抜く、壁に頭を当ててすり潰す等の人体欠損)が立て続けに流れるので苦手な人はトコトン駄目かもしれない。FPSを題材にしているため画面が激しく動くので非常に酔うが、主人公と観客が同視点でストーリーを展開、共感させるというアイデアがこれまでにありそうでなかった作品です。
FPSのあるあるを詰め込んだ、好きな人はめちゃくちゃハマると思います。
・記憶喪失、身体欠損、都合よく話すことができなくなっている主人公
・行く先々で唐突に現れてはチュートリアル的な存在を果たす味方役
・いきなり出てきて早々に死亡する強キャラっぽいちょいキャラ etc…
90分くらいの作品なのでストーリーよりも戦闘シーンに重きを置いてるので、サクッとこれまでと違う映画を観るのにはいいと思います。
2作目はこちら。
ブルース・ブラザース(1981)
ユニバーサルはジュラシック・パークやバック・トゥ・ザ・フューチャー等の誰もが知っている名作揃いですが、個人的にはこの作品がトップではないかと思っています。
ジョン・ベルーシが演じる出所あがりのジェイクと、ダン・エイクロイドが演じるエルウッドがお世話になった孤児院の寄付金を集めるためにブルースバンドを結成するという内容だが、キャストも音楽もカーアクションもド派手過ぎる作品となっています。ちょい役でスティーブン・スピルバーグを起用するのは厳つい…
ブルースの知識なんてほぼ皆無の状態で観ましたが、我がチームの宴会係のような小柄でぽっちゃり体型のベルーシがキレッキレで踊り、エイクロイドが渋過ぎる低音で歌うのが堪らない。ベルーシはドラッグの過剰摂取で33歳の若さで亡くなっていますが…
40年以上前のクオリティとは思えない作品を是非観ていただきたいです。
次からは邦画編です。
ラブ&ポップ(1998)
知る人ぞ知る名作ですね。監督は皆さんご存知、エヴァンゲリオンやシン・ゴジラを手掛けた庵野秀明。この映画の見どころは手持ちのビデオカメラで丸々一本の映画を作っているところです。その分映像がブレたり荒い部分も目立ちますが、エヴァンゲリオンの雰囲気を完全に再現しているのが最高すぎる作品です。
ストーリーをざっくりと要約すると、援助交際もの。女子高生達が宝石店で見つけた指輪欲しさに援助交際をしてしまうという内容です。少女たちの自然な演技も良いですが、若い仲間由紀恵を見れるのが良い。庵野秀明初の映画をこの機に。ちなみに個人的にはNHKで連続放送された「ふしぎの海のナディア」が庵野秀明の名作だと思います。
最後はこちら。
日本で一番悪い奴ら(2016)
キャプテンと監査に推しまくった作品です。
内容に触れると、柔道の推薦で警察に入った綾野剛演じる諸星が犯罪検挙の“点数”を稼ぐために「S」=スパイを使って汚職に手を染めていくというストーリー。
麻薬や拳銃をわざと輸入させて検挙、地位と金を得たものの、その汚職がバレて北海道警に裏切られるのですが、何が怖いってこれが実話ということ。よくこんなこと内部告発できたなぁ…と何回観ても思いました。さすが「日本最大の不祥事」と言われるだけの内容です。
綾野剛がこの作品のために体重を10kg増減させて、柔道の練習に取り組んだというストイックな姿勢を充分に感じ取ることができ、改めてカッコいいなぁと思うことができる作品です。
いかがだったでしょうか。(これを言いたかっただけ)たまには陸上以外の話題を書くのも良いですね!
次は合宿係に“婚約”について書いてもらいましょう!
Comments