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怪我明け1か月の練習

oujtfkansai

副将です。


本日、関西学生チャンピオンシップの1500m予選に出場しました。

結果は4分4秒33。

昨年の関西インカレは怪我明け11日で4分9秒97でした。

今回はその2倍ほど時間があったとはいえ、よい形で持ってこれたと思います。


以下、復帰から本日までの練習メニューです。何かの参考になれば。


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【1】4/26

0.9km×3(r=0.45kmjog)

2.46.6-2.43.6-2.39.9


【2】5/1

4.5kmPR(1周0.45km) 設定90秒(km3.20)

14'36"3(3'14"7/km)

86.1-89.4-87.9-88.3-88.4-88.1-87.4-87.5-87.2-86.1


【3】5/4

12km変化走 3.40⇔3.20 ※8km終了

3.32.0-3.35.0-3.17.1-3.19.1-

3.35.4-3.27.7-3.17.1-3.18.8-×


【4】5/7 12km快調走 設定3.40

3.30.7-3.38.3-3.34.4-3.28.5-3.33.5-3.29.7-

3.38.3-3.31.3-3.27.0-3.26.0-3.27.0-3.24.6


※この間jog含めノーラン


【5】5.15 5kmT.T.(グロマン杯)設定16.10

15.43.7

3.01.7-3.09.3-3.14.5-3.12.2-3.05.9


【6】5/19 600m×2 r=200mjog 設定1.40

1.35.0(31.6-31.4-32.4)

1.38.9(32.9-32.5-32.5)


【7】5/21 関西CS 目標4.08

4.04.33(63.5-65.5-66.5-48.4)


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少し話は遡りますが、「びわ湖毎日マラソン」が今年で最後との報が入り、急遽エントリーしたものの、あまりの参加希望者の多さに足切りを食らう形に。悲しいので足切り組で私設マラソン大会をつくり、せっせと練習していましたが、ある日右ひざと左足に違和感を覚えました。ま、大丈夫だろと思っていたら全くそんなことはなく、結局2か月にわたる長期離脱に、、、。

私設マラソンはサポーターに回って、2名が自己ベストを出す等、いい感じで終わったのですが、それを足引きずりながら見るのはつらかったです(笑)


そんなこんなで、この怪我期間はがらにもなく走りたいが募った2か月でした。その間に、どうやったら足が速くなるのか、徹底して考えました。



視点が変われば出る結論は変わる。

私は「マーケティング」の世界に3年ほどいたのですが、そのなかでわりと重要だと感じていることがこれです。


例えば、とある会社が何かお客様向けのキャンペーンを実施しようとしているとします。

これから案件になる新しいお客様は、「安売りしてくれるのね!やったあ!」と思うかもしれませんが、つい先日発注してくれたお客様からは「なんで今!もっと早くやってくれたらよかったのに…」となるかもしれません。社内に目を向けて、上層部は「よしこれで今月達成じゃ!」と張り切るかもしれませんが、いち営業・販売担当からしたら「普通に売れてるのに、、売り嵩下がるじゃん、、、」と思うかもしれませんし、事務方目線だと「いっぱい売れたら大変だから仕事増やさないで!!」ってなるかもですよね。いかに様々な視点で状況を分析しながら、ベター(あくまでベストではない)な答えを出していくか、と視点を持つことが、わりと人生において大事ではないかなあと思ったりしてます。

ベストではない、と言いましたが、状況によってそのベターな解も変わってきます。さっきの営業・販売担当、土日を挟んで出社したら他の案件が軒並みキャンセルになって、むしろ「キャンペーン様様!値引きあざすぅ~」って心変わりしてるかもしれないですよね。


そう、その答えがない旅をする感じがたまらなく好きなんです。たぶん変態ですよね。

なので、日ごろから多くの視点から物事を見るように心がけてます。これもちょっと難しいですが、「客観視」とはまた違うんですよね。「主観」を排するのではなく、「多くの人の主観」を検討の土台に取り入れる感覚。



と、仕事で学んだこの考え方を陸上でも活かせないかと故障中に思ったわけですが、結局行きついた先は、「1つひとつの練習を、つど目的をもってこなして積み重ねる」という当たり前の帰結でした(笑)

ただ、ここがみんなと違うかもですが、それを1か月、3か月、1年と計画的にこなしていくのも意味ないなと思っちゃったわけです。ざっくりいうと、その日の最高を積み重ねる感じ。今回のように、怪我して長期離脱するかもしれない。無事走れていても、設定を守れない日々が続くかもしれない。そんなときに、たてたメニューで自分を縛ってしまうのは本末転倒だと思いました。今は、「11月に10km前後をロードで3分1桁平均で押す」という明確なゴールがあるので、それさえぶれなければこの考えでも大丈夫じゃないかなと思ってます。だって全部そのための練習だもん。


長距離って「スタミナ」「スピード」みたいなとこあるけど、そんなシンプルじゃないんですよね。今適当に思いついただけでも、「疲労度」「睡眠」「気分」「余裕のあるスピード」「ここぞのときのスピード」「動き」「筋肉」「集団からの抜け出し方」「周りの人の使い方」・・・。どれか1つをとがらせるのもよし、漫勉なく鍛えるのもよし、そこに多くの視点と自分の感覚をFIXさせて、走りをちょっとずつ研いでいく感じでしょうか。


そんなスタンスなので、今は練習を原則当日決めてます。ときには2つ先のポイントまで決めてセット練とすることもありますが、走りながら変えることもあります(笑)とりわけ、【4】はそうで、やりながら設定ペースをゴリっと変えました。


後は、400mとか1000mとか、定番の練習メニュー(1000m×5、前日刺激等)とか、そういうのにもなるべく縛られないようにしてます。1周0.45kmの公園で走るときはそれを活かした距離でやるし、レースの2日前に600m×2とか普通しないと思うけど意味があると思ったからやったし。(実際に、落ちた時の動かし方が変わり、3週目の落ち込みが久しぶりに67秒以内に落ち着くなど、明らかに今日の結果につながりました。)それぐらい「遊び」があった方が練習続くし、勝負レースなんて遊びの連続ですからね(笑)一定ペースで淡々と刻んでベストなんて、10000m以外でまず経験したことない。


それが長期的に見たらどういう影響を及ぼすかわかりませんが、少なくとも社会人ベスト(32分12秒)まではこれでいけるかなと思ってます。なんなら31分30秒まで行けるかとも。と、ちょっと何が言いたいかわからないブログになりました(笑)明日のマイルがんばろ~~~

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