久しぶりにレースでまともな走りをしたので更新します。主将です。
土曜日に大体大で10000mに出場しました。
今季の10000mの記録はこんな感じ
5/21 第2回大体大中長距離競技会 DNF
10/1 奈良県記録会 36'21"98
11/13 大阪陸協長距離第1回記録会 35'19"92
※11/19丹後駅伝5区10km通過 34'53
昨シーズンのベストが32'49"79、自己ベストが32'26"8であることを考えるとめちゃめちゃ遅い。トラック2周分ぐらい差がある。
レースプランはとにかく3'20〜25で押せるところまでいく。自分の実力をどう見積もっても良くて34'30だと思っていたので結構無謀なプランでした。手堅く走るのもいいが、色々考えると今34分台を狙って走ってもあまり得られるものがない。現実的な範囲で無茶をすることにしました。
アップのjogは4km。可もなく不可もなく。
気温が低いのでアームウォーマーを着けてレースに出るか迷いました。最近着けてないし言い訳が増えそうだったのでやめました。直前になって競技開始が5分遅れました。寒い。言い訳1つ増えた。
スタートは様子を見るつもりが、なぜか自分が先頭に。速すぎたかと思ったが200m通過40秒ぐらい。普通やん。400mらへんで公立大の選手が前に出る。一応母校の後輩。よっしゃ着いていこ。セコいOBやなって思われても仕方ない。
3'20-17-22とまあ予定通りなペース。OB会費払ってへんのにありがとう!また今度手渡しで納入します!!
直近のポイント練(1561m×4 r: 374jog)のペースがキロ3'25ぐらいだったがそれよりも余裕あり。久しぶりに本番補正を実感。今日の俺は一味違うぜ!!
4000mで少しペースが落ち、先頭集団の後方で待機してた秦が前に出る。1周80ペースに戻る。まだいける。
5200mでちょっとペースが落ち気味だったので前に出る。気付けば先頭集団は自分と秦だけ。今までの不調が嘘のようであり、走りながら思わず秦に「今日34分切れそうや!」と報告。1000mぐらい先頭で走ったらまた秦が前に出る。ホームストレートの風が強めだったので助かる。高校時代に1500mも3000mSCも5000mも似たような記録を持っていたが、名前だけ互いに知っている程度だったライバルと、今は同じチームで競り合っている。万感の思い。人生何が起こるかわからんなあ。この話を肴にレース後爆飲みしたのは想像に容易いであろう。陸上競技を続けていてよかったと思える数少ない瞬間の一つとなった。
7000m手前で再び前へ。
3週間前の記録会ではレース中に秦についてこいと檄を飛ばされたが、今日は俺が煽る番、「着いてこいよ」と言って飛び出す。イキった手前ペースを落とす訳にはいかない。自分で自分を追い込むスタイル。10000mはここからがキツい。
一人になっても1周80秒を刻む。9000m通過で周回遅れの有山に追い付く。元気が出る。前方を走る有山に「今日34分切れそうや!!」と報告。「喋ってんとちゃんと走れ!」すれ違いざまに周回遅れの有山から注意される。
ラスト400mまで何とかそのままのペースで耐える。
9600m通過。32'10。鐘が鳴る。2組を走ってた篠原はもう既にゴールしてるんか。彼はすごい!!
ラストは少しペースを上げてゴール。結果は33'24"16。ラスト1000m3'13、よく頑張った。
ひとまず来年の記録審査にもそこそこ使えそうなタイムが残せてよかったです。
何より、春先から故障転職コロナでまともに練習が積めず、手探りの状態でここまで戻せてホッとしました。一度目の大学入学以降は走ることをある程度の水準で続けており、今期のように長期にわたって練習が継続できないのに加えて、体重が大幅増量しているという経験がなかったので、試行錯誤を重ねても身体が戻らない歯がゆさは今までと比べものになりませんでした。
とはいえ昨年の記録よりも40秒ぐらい遅いので次10000mに出る時はさらなる記録の更新を目指します。
反省点というか、15年以上陸上やってて難しいなと思うのが、自分で思っている調子と実際のタイムとの乖離がまだまだ大きく、練習の出来や主観的な身体の調子がアテにならないことです。
いつもはイケると思って外すパターンですが、今回は逆。結果が出れば楽しいのは言うまでもありませんが、目標としてるレースに向けてしっかり準備してある程度自信つけた状態でビシッとキメる。これが出来ればもっと楽しくなるやろうなあと思っています。
この冬は自分自身の強化にも努めつつ、放大のBチームの底上げに貢献したいと思います!!
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