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丹後駅伝5区〜繋げなかった虹色の襷〜

oujtfkansai

丹後駅伝を走る1週間ぐらい前から、ある曲をひたすらリピートしていた。


JAGATARAのタンゴという曲である。




ちなみに『南蛮渡来』というアルバムに収録されている。


【読み方:なんばんとらい、分類:四字熟語】


南蛮渡来は、その昔、ポルトガル人やスペイン人などがもたらした異国風の珍しい品物や文化、また南蛮から来ることをいいます。これは、日本で室町時代末期から江戸時代にかけて、ベトナム・タイ・フィリピンなど東南アジア方面やそこに植民地を持つポルトガルやスペインなどを意味する「南蛮(なんばん)」と、外国から海を越えて渡ってくることを意味する「渡来(とらい)」からなる用語です。(南蛮は、元々は古代中国で、南方の異民族に対する蔑称)



我々は他の大学生から見たら『南蛮』のような存在だったのだろうか……

なんてことをすこ〜しだけ思いながら聴いていた。


タンゴ 都会の隅で空を見上げた タンゴ タンゴ タンゴ 僕と 一緒に 夜を汚そう 白い粉で さぁ しっかり ねらいを さだめていつもの ように おやり


タンゴの冒頭の歌詞である。

どこか物寂しげなサウンドに、語りかけるような江戸アケミの歌唱


そして私はふと、こう思う。






これあんまり丹後駅伝と関係ないわ!




 

ということで5区の振り返り。


そもそも私は8区を走りたかった。

理由?主将がアンカーでゴールテープ切るのって何かカッコいいと思ったから。

試走でも8区を走ったし動画で何度もコースを確認した。

「キャプテンは8区やな!」

「キャプテンをゴールで胴上げしたい」


当初は部員からも私を8区に起用する声が多く上がっていた。

ところがどっこい、区間を本格的に決めることになった途端に部員が次々と手のひらを返す。


「キャプテンは一斉スタートしたら力んで失速する」

「キャプテンは虹色の襷を掛けるべき」

「キャプテンは天橋立に向いてない」



こうして私は5区を走ることになった。

試走での5区の思い出といえば、ワンワン🐶がかわいかったということぐらいである


もちろん試走などしていないが、そんなこと私には関係がなかった。

なんと襷を受け取って3kmを過ぎる前に吐き気を催して大減速をしてしまったのである。

もうかれこれ2年ぐらい吐き気に悩まされている。

8区を走っていたら…

一緒に走っていた学生達を驚かせていただろう。

幸い5区は殆どが単独走であり、補助員はおろか、地域住民さえも居ない場所がある。

本当に5区で良かった。5区を走るように促したチームメイトには感謝してもしきれない。

吐かないように気を付けていたら、12.3kmはあっという間に終わった。ああ、儚い…

ちなみにワンワン🐶は駅伝当日もいた。かわいかった。



こうして私が追いかけ続けた丹後駅伝の舞台は、あっけなく幕を閉じた。

来年もし出場できたら今度は8区を走りたいなあ。



ちゃんちゃん♪




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