副将です。2時間48分01秒、これが4か月間サブ2.5をめざしたおっさん学生の最終成績でした。人生で“ガチラン”史上最遅タイム。笑
ここからは少々振り返りを。結果残してないやつほどポエム書きたがりがち。
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恐らく朝飯の食べすぎによる消化の遅れが大きな原因で、1度17kmすぎに立ち止まる。そこから数kmごとに一時停止・徐行を繰り返し、すれ違う知り合いがみんな元気で毎回落ち込み、覗きに来ていたおっさんにも「大丈夫か?俺、昔それで一回倒れたことあるから無理したらあかんで。」とかえって不安になる言葉をいただきながら、色々と振り絞って辛うじてゴールに駆け込む頃には目標タイムから18分が経過していた。
「まあ、そんなもんか、中途半端で俺らしいな」というのが率直な感想。色々なアクシデントもあり、練習の完成度は50点くらいのもんだった。それでも俺なりに準備はしてきた。その準備のうちに、ガス欠が不安でついおにぎりに手を出した6時45分の俺も含まれていて、「それもひっくるめてのマラソンか~」なんて思ったら、少しだけこの競技がおもしろいなと思えた。
走ることが「楽しい」と思ったことはある。「嬉しい」と思ったこともある。もちろん、「楽しくない」「悔しい」と思ったことだってある。でも、「おもしろい」と思ったことはあったのか?いや、ある、ただそれとは違う。これまで僕が「おもしろい」と思ってきたのは人との勝負、競り合いのなかで生まれた感情である。格上の相手に勝負を挑むこと、駅伝や予選会で本気で格上を倒しに行くこと、選手権や対校戦で記録度外視で順位をとりに行くこと、これらと奈良で感じた「おもしろい」は明らかに違った。
マラソンは人生だ、なんて大げさなことは思わない。42.195kmを走るたった2時間にそれほどの深みは感じない。ただ、その42.195kmに至るまでのプロセス全てが狂わしいほどに愛おしい。最後の最後でちょっと歯車が狂うとか、笑えるよね。
この4か月は、「家庭」「仕事」の次に「マラソン」を優先してきた。なにもこのマラソンにすべてをかけたわけではない。もっとも、自分にとって前者の比重は高いし、もともと長時間走る集中力もないので、世間のマラソンランナーほどの練習が積めたか、回復に時間を割けたか、というとそうでもない。
失敗しておもしろさに気づくなんて、と自分でも思うが、気づいてしまったのだから仕方ない。深みにはまらんことを祈るばかり。。
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と、2割くらい盛った文章書いてみた。両親にはもう走らんよって宣言してみたけど、多分走ってるんやろな。そのときには奈良マラソン、ぜひ再々挑戦したいなと思ってます。笑
てことで、多分今年最後なので、ごあいさつも兼ねて、、
皆さん今年も応援ありがとうございました!
初挑戦の種目を除いてPB3種目、十種にも挑戦できてくそほど充実したシーズンでした!
(純司11種目も付き合ってくれてありがとう!また朝から飲もう!笑)
<大会成績>
・関西IC 2部10000m15位
・兵庫選手権 1500m13位
・丹後駅伝4区7位
<PB>
・400m 52.88
・800m 1.56.71
・3000m 8.49.80
<その他>
・十種競技 3343pt =初
・10000m 31.25.00 =UB
来年ですが、目標は現段階では設定していません。「家庭」や「仕事」優先しながら競技性を追ってみてある程度納得のいくところまででできたので、少し休みます。といいつつ、「自分のため」に走ろうとは思っています。自分が走ることが、自身の競技力向上のためとなるか、QOL向上のためとなるか、趣味を越えたやりたいことのためになるか、はたまたそれらを欲張るか、、、等は走りながら考えようかな。走ってなかったらすみません(多分それはない)
ただそれ以上に、チームや陸上競技そのものに還元していきたいと思っています。次の役職はそのうち発表されると思いますが、そういうポジションを任せていただけることになったので、そっちを頑張ろうと思います。これまで3年間務めてきた「広報」と「渉内主務(学内担当)」は今年で降ります!どちらも多くの方と関われて幸せでした。本当にありがとうございました!またどこかでお会いしましょう。
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