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〜丹後駅伝を振り返る 7区〜

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今回の丹後大学駅伝で7区を走りました、主務の藤本です。

改めて応援してくれた方々、チームのサポートをして下さった人には感謝の気持ちをお伝えします。本当にありがとうございました!



1回生の2人が居なかったら我々はそもそもエントリーすらできていなかったです。駒井は報酬として上等な獺祭(33,000円)を所望していますが、

それくらい活躍してくれました。

低賃金のおじさんには厳しい金額なので、ナニかでお返しします…


この駅伝で、選手を支えてくれる監督、コーチ、マネージャー、ファンの存在がいかに大切であるかということを再度思い知りました。走る直前までバスの移動時刻や終わってからの流れを確認するためにスマホを見ていましたが、他大学はそういうことは付き添いがやってくれるんですね。ギリギリまでスマホを弄ってる、寂しい老け顔と思われたことでしょう。各区間に

付き添いを配置できるくらいの人数が

入部してきてほしいですね。



丹後について振り返っていきます。

放送大学関西の現在のレベルではレインボー襷をゴールまで繋ぐことは出来ないとチーム全体が認識していたため、繰り上げスタートで次の走者の姿を見ることもできず1人で13.3kmの距離走をすることになるのは覚悟していました。それでもやはり繰り上げになる前には6区の中村さんがワンチャンで競り上げてるかも…と期待せざる得なかったです。しかしその姿が見えなかったため、中村さんの想いを胸に

7区をスタートしました。R.I.P…


上り坂からスタートするため、最初の1kmは3'20/kmくらいで44'00切り(3'18/kmペース)区間15位を目指して走りましたが、飛び出た龍谷の後で集団トップになったのは僕でした。

どうして??????????

1km目を3'08/kmで入ってしまったので「後半保つかな?そもそも完走できるのか?」と不安でいっぱいでしたが、ペースを刻んでいくことだけを

意識しました。

下りでスピードを上げて振るい落とそうとするものの、誰も離れず。変に疲れただけやんけ!そりゃ2kmじゃ離れないですよね。


4kmくらいまでは3'10/kmを切るくらいで集団走。定点カメラに映りたくて集団に居た訳ではないですよ!練習量が少ない割には余裕を持っていたのと、周りの息遣いが荒れてき始めていたので少し飛び出たところ、神戸大と2人でペースを作る形に。一人旅になることを覚悟していたので、非常にありがたい存在となりました。


上り坂では神戸大がリードを広げられましたが、人生初の厚底 METASPEED SKY(27,500円)を

この短い脚(身長175cm-座高102cm=脚73cm)に装着することにより、下りでは3'03/kmくらいで並走できる位置まで持っていくことに成功。

ST○P大阪店の店員さんに「脚が短い人はピッチを上げれるEdgeの方がいいですよ!」とゴリ押しされましたが、「ですよね!」と言いながらSKYを選んで良かったと思った瞬間でした。自分の身体的特徴で可能性を捨てないでほしい、これからの若者に向けてこの思いを伝えていきたいです。



閑話休題。



坂を下り切って給水地点8.5kmくらいで完全に脚を使い果たしてしまいました。下り→平地になると途端に脚がガクつくので、後半は非常に厳しい展開でした。少し前に見える神戸大、途中から追い越してきた大阪学院とのレース。平坦で民家が近いため近隣住人が応援してくれました。おじさんに「ハァハァ言わんと頑張れ!」と激励を

もらいましたが「無理やて!!!」と

自分の現状を伝えることで精一杯でした。※虚言ではありません。

基本的にどんなにキツくても応援してくれる時は手を振ったり、返事をして反応するスタイルです。おじさんは

アガリ症なので、緊張をほぐすために

必要な行為なのです。


一度は大阪学院を抜きましたが、ラストの上り坂でまたしても追い上げられてしまいました。1回生で持ちタイム34分台とは思えない粘りぶりに驚きました。いま18,19歳として、10歳近く歳下の子が頑張ってる姿に「よー頑張ってるなぁ!」と親心を抱いてしまいました。ゴール地点では近大の姿も遠くに見え、20秒我慢できれば9位まで狙うことができたのか…と悔しい気持ちでゴール。



結果としては区間12位 42:24、チームとしては19位で一つ順位を上げることができました。当初の目標である44分切り、区間15位を大きく上回り、何とかチームに貢献できたのではないかと満足でした。この後チームメイトには区間12位であることを盾にイキり倒しました。俺は放大MVP。






ロード+厚底のため参考にはならないですが、通過5km 15'23、通過10km 31'17、全体平均3'12/kmでした。10kmに関しては生涯ベストより20秒も速いため、厚底の恩恵をより感じることができました。

7区全体の現時点での10000m持ち

タイムでは僕は15位に位置するため、今の実力以上を出せたと思います。9位〜14位までが31'30〜32'30くらいの持ちタイムであるため、今後は32'30は確実に切っていきたいですね。



一回目の大学の時は主要駅伝大会(全日本、丹後等)に出場できる程の実力を持ち合わせておらず、非常に悔しい思いで4年間が終わってしまいました。この歳で初めての大学駅伝に出場することができ、あわよくば自己ベストを更新できるかもしれない放送大学という環境に入ることができて改めて良かったなぁと感じたのが今大会で最も強く思ったことです。一時期は半年程無職で陸上とは無縁だった私に、目標と夢の再実現できる場があることはとても嬉しいことでした。本当にありがとうございます。


カネを払えば青春を取り戻せる(かもしれない)機会があることは、非常にありがたいですし他の人たちにもその可能性を伝えることができたのではないのでしょうか?初出場のチームということもありますが、放送大学関西へのきめ細やかな説明や紹介はなかなか目立ったと思います。来年こそはレインボー襷をゴールまで運びたいですね!(ゴールしてから初めてレインボー襷を見ました)



次は8区です、改めて結婚おめでとう!




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